20090623

夕暮れ時には内と外が一体化





L字型の木製のガラス扉は、中庭と室内にスペースを区切っている.

ガラス扉を全開放すれば内と外の境界があいまいになり、中庭と室内がまるで一つの一体化された空間の様に変化する.

決して広くはない室内空間が中庭と一体になることで思わぬ広がりと、空間の劇的な変化を体感する事が出来る.

夕暮れ時の内と外の明るさが同じになるころに、もっともこの感覚が大きくなる.

20090621

手ずくりの暖炉




中庭に面して天井を低く抑えられたアルコーブのスペースには暖炉がある.

暖炉は手づくりのもので壁面に埋め込まれている.

壁は漆喰仕上げでその横には同じ仕上げで作られたベンチがある.

光は時間と共に変化していき,中庭ではゆっくりとした時が流れる.